理事長挨拶

広島脳神経外科協会 理事長挨拶

 本協会の理事長を拝命しております、栗栖 薫です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、新型コロナウイルス感染症の世界的流行(COVID-19 pandemic)も4年目を迎え、全世界を巻き込んで、それぞれの国で感染や医療体制の状況に応じて対応がなされています。我が国においても感染法上の位置づけを5類へ移行させる決定がなされ、新たな局面を迎えていますが、感染自体はいまだ終息を迎えることができない状況です。また、ロシアによるウクライナへの一方的な侵略も終わりが見えず、全世界へ様々なマイナスの影響が継続しています。
 そのような社会・環境情勢の中、本年度も当協会としては、恒例の市民公開講座を開催させて頂くこととなりました。この場をお借りして関係各位の皆様にこれまで頂いたご厚情に感謝を申し上げ、向後も更なるご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 今回第10回のNeurosurgery Update in Hiroshimaは対面での講演会形式にて行います。広く市民の皆さま、医療・介護関係者、学生を対象に、「高い生活の質を目指した脳神経医療とリハビリテーション ―日本から世界へ―」をテーマに、2023年7月8日(土)13:30-16:35に開催いたします。
 今回の講演会の講師の先生方は講演順に、東京大学脳神経外科 齊藤延人教授、広島大学生体環境適応科学研究室 弓削類教授、日本脳神経財団 寺本明理事長、です。多くの皆さまご参加とご聴講をお待ち申し上げております。